レジドラゴ、ロストに並んでもう1つFレギュで感謝しておきたいデッキがある。
ルギアVSTAR。
DEFからEFG、FGHにわたって使う頻度はまちまちだったが、使うデッキの候補として毎度存在してくれていた付き合いの長いやつ。
いい景色を見せてくれたこともあれば、めちゃめちゃに負けて嫌になることもあった。
ついにレギュ落ちということでお疲れ様でした。
そういうわけで今回はルギアとの思い出話。
「パラダイムトリガー」に収録されたルギアVSTARだが、登場後のシティリーグの結果ポストを見たときはさすがに驚いた。
優勝 ルギア
準優勝 ルギア
ベスト4 ルギア/ルギア
ベスト8 ルギア/ルギア……
盛ってるわけではなくて、現実としてこんな感じのが発生していた。と記憶している。
本当にあった怖い話。
ただ、この頃は正直ポケカ始めたばっかりで競技としてやろうという気持ちはほぼなかったため、びっくりはしたものの面白半分で見ていた。
すげー強いデッキあるらしいけど、まだガチでやってるわけじゃないし使うことは現状ないかなーみたいに思ってたのですが、
ルギアとの出会いは突然やってきた。
先輩から譲り受けました
まさかすぎました。
本当にありがとうございました。。
DEFのルギアはスタンなのに実質エクストラみたいな顔をしていて、
問答無用で相手を気絶させられたり、
2面一気に飛ばすことができたり、
サイド1枚ズルできたり
で強いに決まってるじゃん。みたいな
(ルギア本人も280出せるしな)
ポケカ始めて間もない私でもデッキパワーが高すぎたせいですごく勝てちゃうから、ちょっと不健全だなとも思ったりした。
DEF末期はルギアが強すぎて、サークル内のポケカプレイヤーの半分くらいがポケカ離れをしていた気がする。
私は強いからなんだかんだ好きかもなーって感じながらやっていた。と思う。
で、そんなルギアもDレギュ落ちたら終わり…
と思ってた。
マリィがレギュ落ちしてナンジャモがまだない時代。みんなでジャッジマン使ってたよね。
ナンジャモがないポケモンカードゲーム、信じられなくて思い出せなさすぎる。
(ブログ作成中に適当に作ったから抜けあるかもだけど多分こんな山)
「一撃ルギア」と呼ばれてたもの。
ジムバトル優勝とかで最初見かけたと思うけど、正直ネタデッキにしか見えなかった。
強かったです。ネタとか言ってごめんなさい。
ギフトエネルギー、いいカード。
悪と闘が環境的に刺さりが良かった記憶で、弱点も上手くつきながらバンギラスで高火力も出せて…という感じで使ってて割と好感触。
バーネット博士強かったなー。
Eレギュ好きなカードランキング3位以上は確実。
EFGも少しずつ新弾が増えてきた春ごろ、ルギアの新形態が登場。
ミュウexはもう少し後。なるべく初登場時のものを再現してる。
(最初からドラピオンいたか覚えてないけど)
「白ルギア」と呼ばれていたもの。
セラピーエネルギーを付けた寝ないカビゴンがビートするデッキ(?)
HPもでかいし、180出るしでロストに強く出られる印象だった。
アヤシシVがジェットエネルギーで起動しやすくなって大きい打点を出せるし、
ミラー後攻の逆転手段やアルセウスに入ってた空ピカを返り討ちにする等の役割があるレントラー(みなぎるせんこう)+リバーサルエネルギーも悪くなかった。
一撃ルギアより手に馴染む感じがあり、これはいけるなと思ってメインで使うことを決定。
この時期は赤ロストを使ってて、ロスト以外にいいデッキがないか探していたのでナイスタイミングだった。
そんな感じで寄り道はしつつも赤ロストとルギアの2つで夏過ぎまでポケカをし、この頃には競技としてポケカも頑張りたいなと思うようになっていた。
2023年9月18日。ポサのポケカチーム戦であるEPCに出場しました。
そこで白ルギアを使いました。
一生忘れることはない
0-4。加えてじゃんけんも0-4。
この4戦は本当に忘れられなくて、
初戦は初手7枚にバーネットあっていいかも!って思ってたらパオジアンで、こちらはルギアV1枚のみでボールも無いからどうしようもなく、
攻撃されないお祈りのボスパルキアVで風読み→普通に入れかえられて先2ヘイルブレードの種切れ負け。
2戦目は雪道貼られて全くアッセンブルできなかったり、テーブルシティで表でたらドラピオンで間に合ってたのに裏で好き勝手されてしまい負け。
3戦目も雪道貼られたきりスタジアム引けなくてその間にロストを貯められて順当に負け。
4戦目はアーケオスが全く落ちず、研究打っても解決しなかったりでずるずる負け。手貼りカビゴンとかで一応頑張ってたけどな…。最後の方手札エネまみれだった気がする。
の4敗でした。もう1年半以上前の話だけど、
今でも頭の中で映像として7割くらいは蘇らせることができる。
Xの投稿はなるべく明るい雰囲気を装った(つもり)けど、心はめちゃくちゃ苦しくてつらかった。全然切りかえとかできなかった。
こういう経験もしたし、リザードンexがかなり頭角を現してきてルギアではパワー不足だし、ロストもギラティナVSTARに乗り換えてからこれだって感じだったしでルギアとはEFGの10月くらいには半ばお別れみたいな感じでした。
「古代の咆哮」収録の大地の器を採用して、
かがやくリザードン・テツノカイナexの起動やネオラントのアクアリターンを可能にすること等を考えたりしましたが、全然使いものにならなくて頓挫。
シティ2週間前くらいまでは使うかもと考えてたやつ。
EFGのシティS1,2は結局ロストで出ることに。
バーネット博士落ちるし、安定感0になるからFGHになったらさすがに本当にルギアは終わりだろうな…
と思ってた。(2回目)
?????
いやいや…
これをみた時、本当にふざけてるのかと思いました。
進化ライン2つになるけど大丈夫?とか、アーケオス落とせるの?とか。
嘘つけ!って感じ。
ただ、この頃はなかよしポフィンを買いたくないがためにジムバトル通いでポフィン集めをしてたんですが、
参加したジムバでルギアの優勝がけっこう多くて怖かったです。
文句は使ってから言う、を大事にしてるので半信半疑ルギアでジムバトル参加へ。
結果…4-1。
勝てて嬉しいのに少し悔しかったです。
チラチーノが強すぎましたね。
一応バーネット博士の代わりとしてジニア+ハイパーボールがありますが、
そんなことしなくても、チラチーノのおかげでサイドがかなり間に合うためルギアVの風読みでターンを使っても全然許される。
アーケオスが落ちにくいデッキになったルギアにとってチラチーノは革命的なポケモンでした。
散々苦しめられたリザードンexに対しては、風読みをしてもバーニングダークで倒されない。VSTARになればサイド2枚取るまでなら240なので、
「アーケオスが落ちてもアッセンブルスターを温存する」
という選択肢も取れる。(手貼り2回のストームダイブやどっすんグースカでサイドを稼ぎ、カウンターキャッチャーアーケオスを拒否れる)
みたいな感じでデッキパワーも上がったしサイドずらしも自然とできるしで嘘デッキではなく本質デッキでした。
レギュ変後のシティS3、トドロクツキexで出ようかなみたいな淡い気持ちでずっとやってたところを急遽方向転換。
(ここら辺の逆張りをしない行動は正しかったです)
4-1から最終戦で惜敗してしまい、4-2の10位でした。
2ターン目からアッセンブルスターを宣言して動いたのはおそらく1試合だけだったと思う。
アーケオスが落ちなくても手貼り2回の攻撃や風読みで整えつつチラチーノで逆転していく立ち回りを再現できた。
私はこの時代のルギアがスタンのルギアで1番好きでした。スタン史上最高のルギア。
もちろん、DEFのアメイジングルギアがぶっ壊れなのは認めますが…
この時のルギアチラチーノは「ルギアはアーケオスが落ちなかったら話にならない」というそれまでの思考から一転して、
いま落ちてなくてもまだ間に合うな、となれたり、逆に落ちても攻め急がず戦うことができたり、深みのあるデッキになっていたと思います。
今まで出た(25年1月時点まで含む)シティリーグで1番引きたい時に欲しいカードを引き込めていたし、かなり運も味方に付いてたので勝ち切りたい所ではあったが、EPCで散々だったルギアから比べたら大成長で嬉しさはあった。
S4はロスバレも候補に考えてたが、リザードンexを嫌ってルギア続投。
残念ながら3-3でした。
カミやツツミ、ネジキ、セレナ2枚など色々感触が良く自信あったのですがS3のように思った試合運びができず…
特に1試合目(対ロスギラ)が悔しく、ドロー枚数を増やすために手貼りをしてからセレナを使ったら、山から付けたかった1投のVガードを引いてしまい(手札5枚目になるとき引いたので完全に手貼りのせい)、
ルギアVSTARがロストインパクトを耐えられずゲームプランが崩れて負けました。
セレナでアーケオスの2枚目を落としていたのでセレナの使用タイミングは正しかったはずですが、余計な手貼りだったのかな…と思います。
ドロー数を増やそうとした理由は、その時セレナ前の手札で次のターンできることが全くなかった(後ろのアタッカーも不在)からです。
(山1のVガードなんてそんな引かんでしょと高を括っていた。)
まあ結果が全てなので。
あとはエーススペックに当時新弾の「サバイブギプス」を採用して、完全体チラチーノに付けて無双するのはもちろん、
ルギアVを1体しか出せなかった時の保険(つまりルギアVのかさ増し的な役割を担う札)など色んな用途があったのですが、
一度も上手く機能させられず残念でした。。
相手にロストスイーパーの採用が目立ち、私がギプスを貼った次のターン即座にはがされました(それが2試合)。
そういう日かーって感じです。。
時は「変幻の仮面」発売まで進み、ルギア強化の1枚が登場。
やっぱり特におかしいこと書いてあるのは下で、取られるサイド1枚減らすはさすがにやりすぎだろ!って思った。
テツノカイナや水ポン等のアタッカーが入れられるのも強いけど、サイドを取られないチラチーノがなんだかんだ1番強かったなと思ったり。
ただ、自身が変われば当然周りの環境も変わってるわけで…
ドラパルトexが登場し、HP60以下の人権がかなり保証されない状態へ。
ダメカンを乗せるという行為はレガシーエネの効果発動を無視できるし。
なかまをよぶチラーミィが最強だったがためにつらい。
ミストエネルギーで防げるけど、神殿で意味なくなるし、ゆっくり準備が出来なくなってしまったことには変わりないしで強化と共に苦しくもなってた気がする。
環境が高速化していったのはここら辺からだった気がする。タケルライコexとかも出てきたし、ミライドンexも立ち位置が良くなったし。
そして「ナイトワンダラー」の発売で更に世界が変貌。
なにしてくれてるの?
これがリザードンexデッキに入ったせいでおかしいことが起こった。
相手が初手にヨマワルを1匹でも置いた瞬間、ルギアVで風読みをするとそのルギアVが取られてしまうリスクがある。
また、カースドボム130と普通の攻撃でチラチーノが2面消されるため、磐石だったはずのものがそうじゃなくなった。
ゆっくり準備して巻き返すルギアチラチーノが好きだったので、ものすごい喪失感があった。
「ステラミラクル」でこいつが出て、ちゃんと考えないとライコにもブライアで負けたり、リザードンに対してはもう不利だと感じるくらいには相性逆転してた。はあ。
最大値の高さは凄まじいので練習はしてたんだけど、レジドラゴVSTARを使い始めてからはやや距離を置いてた。
レガシーエネとチラチーノのサイドずらし2段構えで立ち回り頑張ればいけたのかもだけど、大会に持っていく自信がなかった。
リザードン無理くない?って結論に至ってしまい…
トレカフェス、PCCS、CL東京、シティS1等で一応使う候補にはいたが、全てレジドラゴで出場。
リザードンに不利を取る山を持っていきたくないという気持ちが誰よりも強い自信があるので、自分の中では必然のデッキ選択だったと思う。
去年の10月末にはこんな発言をしており…
やっぱりレジドラゴ使い始めてから他のデッキへの熱が下がってたんだよな。
ルギアもロストと同様、長い付き合いしてきたけど別れはあっさりとって感じ。
「テラスタルフェス」で最後にすごいの来たけど、シティS2は発売日前だったし、S3は新レギュで出ようと思ってたしで縁が無かった。
とはいえなんだかんだ使うかもしれない、という気持ちでずっとデッキリストは考えてたし、使ってないときもやっぱりルギアは意識しちゃうし、すごく世話になったことには変わりはない。
ありがとう。
レギュが変わるごとに終わったと言われたのに、結局最後まで生き残ったのすごいね。
既にエクストラレギュレーションへ旅立ちました。
ルギアURは半年前くらいに買って、売らずにエクで使おうって気持ち。
他に入れたいカードたくさんある(キャンコロ、隠密、ネジキ等)けど、ポストがないと試合通して受けが狭い気がして多投せざるを得ないような。難しい。
他にはエースペはシクボな気もするし、クロバットも懐疑的。古代コライドンも入れるべきかもしれない。などなど。
エクバ出ながら色々考えます。CL愛知もエクストラで出たいし。
おわり。
今までありがとう+これからもよろしくって感じだね。